きぬ

きぬ
I
きぬ【絹】
(1)蚕の繭からとった繊維。
(2)絹糸で織った織物。 絹織物。
~を裂(サ)くよう
〔絹の布を裂くときに高く鋭い音が出ることから〕
かん高い鋭い声の形容。 多く, 女性の声についていう。

「~な叫び声が聞こえた」

II
きぬ【衣】
(1)着る物。 衣服。
(2)古代は上衣。 中古は表着(ウワギ)と肌着の間に着た衵(アコメ)・袿(ウチキ)など。
(3)鳥の羽毛や里芋の子芋の皮など, 身を包んでいるものを比喩的にいう。

「にはとりのひなの, …~みじかなるさまして/枕草子 151」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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